いこま市民パワー(株)は大阪樟蔭女子大学濵田ゼミの「昭和中期における生駒市の里山地域の食生活と暮らしに関する研究」に協力します
いこま市民パワー株式会社(本社 奈良県生駒市 代表取締役 小紫雅史 以下ICP)はコミュニティサービスの一環として、大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市 学長 北尾悟)学芸学部ライフプランニング学科濵田信吾ゼミ(以下濵田ゼミ)の「昭和中期における生駒市の里山地域の食生活と暮らしに関する研究」に地域団体へのコーディネーターとして協力します。
■研究目的
生駒市の里山の風景と、暮らしの記憶を記録し収集する研究を通じて、かつて営まれてきた生駒独自の自然や風土、文化を活かした暮らしの知恵や工夫について学び、調査としてまとめることで、持続可能で心豊かなライフスタイルの提案に貢献することを目指しています。(写真は昔の紐の括り方を実演で教わる様子)
■調査概要|主に昭和20~40年頃の暮らしやそれ以降の暮らしへの変化に関する情報収集
地域と暮らしに関するインタビュー調査
昭和期またはそれ以前の生駒市の暮らしが垣間見える写真等の資料共有とデータ化
予定調査期間:2021年4月~2022年3月末(初回調査期間)
調査協力自治会:西菜畑町自治会 北小平尾自治会
■主な当事者の関わり方や目的
●濵田ゼミ=調査主体
フィールド体験を重視した学修機会の提供を実施していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で遠隔地域でのフィールド実習が困難になり、生駒市内北小平尾地域で耕作放棄地の開墾等の活動をしていました。ICPの課題認識に共感していただき、調査を実施されます。(写真は当市北小平尾地域での耕作放棄地の開墾の様子)
●西菜畑町・北小平尾自治会=ヒアリング調査およびデータ共有への協力
両自治会共に生駒市が実施する複合型コミュニティづくり事業に採択され、現在地域コミュニティづくりの強化に取り組んでいます。調査結果として地域の昔の暮らしが継承されること、また調査をきっかけに近隣大学生が地域への関わりを増やしてくれることを歓迎し、ヒアリング対象者の紹介を行います。 参考:複合型コミュニティづくり事業
●ICP=地域団体へのコーディネーター
当社は生駒市のSDGs未来都市計画の中心施策に位置づけられています。今後、持続可能な地域を考える上で、食・資源・エネルギー等を中心にかつての生駒の暮らしに関する情報は貴重です。当時の生活を知る方々が高齢化しており、一刻も早く少しでも多く情報を残したいと考えていました。コミュニティサービスの一環でつながっていた両自治会とゼミをつなぐコーディネーターとして協力します。 参考:生駒市SDGs未来都市計画
■参考情報
■大阪樟蔭女子大学 ライフプランニング学科濵田信吾ゼミ
総合地球環境学研究所研究員を経て、現在大阪樟蔭女子大学学芸学部ライフプランニング学科准教授。文化人類学が専門で、特に食と環境に関する研究をおこなっているゼミ。2020年より生駒市小平尾の農園(自然農園ほのぼ〜の)の協力のもと、学生の農業実習とともに耕作放棄地の再活用の活動に参加しています。 参考:研究者紹介 濵田信吾氏
■いこま市民パワー(株)について
生駒市が51%を出資する自治体新電力会社です。電力事業を通じて得られた収益は株主に配当せず、コミュニティサービスとして地域に還元し、地域課題の解決や再生可能エネルギーの普及促進・低炭素化・エネルギーの地産地消に取り組みます。
■お問合わせ先
■調査・研究内容に関して
大阪樟蔭女子大学 担当:濵田 TEL:06-6723-8181
■当社事業・ご取材に関して
いこま市民パワー株式会社 担当:髙橋 TEL:0743-75-5020
E-mail:ikoma-icp@ikomacivicpower.co.jp URL:https://www.ikomacivicpower.co.jp/